コラム|暮らしの道具『航海』

まだ夢の名残が漂う朝の光のなかで、
小さな羅針盤をそっと手のひらにのせてみる。
針は変わらず北を指しているのに、
なぜか今日は「どこへ向かいたいの?」と、
やさしく問いかけてくるように思える。
航海とは、大きな船で海へ出ることだけではない。
心を整えて新しい一歩を踏み出すことも、
日常の中で小さな冒険を見つけることも、
きっと同じ「旅」なのだろう。
西脇光重氏の描く「航海」は、
深い海の青と、静かな夜の黒に抱かれた世界。
それでいて、どこか懐かしく愛らしい。
そのなかで光のように輝く羅針盤が、
私たちの心を、未来へとやさしく導いてくれる。
暮らしの道具としての羅針盤。
それは、迷いのときには心を支え、
晴れやかなときには喜びを分かち合う友のような存在だ。
新しい旅のはじまりに選んだテーマ「航海」は、
そっと差し出されたご褒美のように思える。
今日も小さな道具と一緒に、
新しい一歩を踏み出してみよう。

年齢や性別を問わず、自由に着られる服づくりを目指しています。
長く愛用していただけるよう、天然素材を中心に肌触りの良い生地を厳選し
シルエットと着心地の良さを追求しています。
“丁寧と暮らす服”
『丁寧生まれの普段着は、毎日も”丁寧に”考える』
素材と着心地にこだわったブランドです。

